アンビリバボー インド人メジャーリーガー スポーツ・エージェント JB・バーンスタインの起こした奇跡
今回紹介する番組は「奇跡体験!アンビリバボー メジャーリーガー誕生物語!インド初の投手 スポーツ・エージェントJB・バーンスタイン」
2015年5月28日(木) 19時57分~20時54分(フジテレビ系)です。
放送内容
今回の奇跡を起こすのはアメリカのJBバーンスタイン(J.B. Bernstein)というスポーツエージェント (代理人)です。
イチローなど海外で活躍する選も増えた為、エージェントの存在が日本でも知られるようになりました。
あらゆるスポーツ、ミュージシャンの海外進出の代理人がエージェント (代理人)です。
J.B.バーンスタインは、メジャーリーグ最多の通算762本のホームランの記録を持つ
バリー・ボンズのエージェントを担当したやり手です。
エージェントは選手の契約金の数パーセントを報酬として受け取る事を収入源としているため
如何に良い選手を発掘するかが生活の安定の鍵となります。
担当していた選手との契約も切れ優雅な生活をしていたJ.B.バーンスタインは崖っぷちに立たされます。
ある日、何気なくインドの人気スポーツであるクリケットのTV中継である事をひらめきます。
十数億の人口のインドにはダイヤモンドの原石となる野球選手が埋もれているかもしれない。
そして、発掘方法も当時普通のおばさんがオーディション番組に出てたった1日で
大スターとなる奇跡が起きていました。
そう、スーザン・ボイルの登場にインスパイアされたJB・バーンスタインは
番組オーディションで明日のメジャーリーガーの発掘を思いついたのでした。
開催されたオーディション番組は、
100万ドルの剛腕の意味を持つ「ミリオンダラー・アーム」。
オーディションに合格すればアメリカに渡り、メジャーリーグの入団テストを受けられ合格すれば
賞金も得られるというリアリティ・ショーです。
そこで発掘されたのは、2人の10代の若者
一人目は、リンク・シン(Rinku Singh)選手。
やり投げの選手で143キロのスピードでの投球が決めてでした。
もう一人は、オーディション2位のディネシュ・パテル(Dinesh Patel)です。
しかし問題が有りました。
インドでは野球はメジャーでなく、ボールの投げ方すら知られていません。
クリケットも投球するのですが、ワンバウンドさせて投げるので根本的に
フォームや投げ方を1から教えなくてはなりません。
メジャーリーグではトライアウトという他の競技から入団希望者を募るシステムで
テストに合格すると契約も可能です。
JBバーンスタインは、強引にアメリカへと連れて帰ります。
実は、サンフランシスコ・ジャイアンツオーナー、マイク・チャンの資金提供で初められた
リアリティ・ショーに与えられた時間は半年しかなかったのです。
みどころ
インドではカースト制度で身分が決まっており
アメリカンドリームの様なサクセスを夢見るのは身の程知らずという現実が有り、
この2人にかけているのはハングリーさです。
今よりちょっとだけ生活が良くなれば十分という二人は全く欲をみせません。
JBバーンスタインの家やメジャーリーガーの家で派手なパーティをしても
宗教上、酒を飲まない、肉も食べない、結婚相手は親が決めるなどの生活に慣れている為
全く興味を示しません。
二人に頑張って貰わないとJBバーンスタインの受け取るマージンも小さく崖っぷちの生活から脱出出来なくなってしまいます。
どうすればもっと貪欲になってくれるかを考え、真面目な彼らを家族の様に扱えば
次第にJBバーンスタインの為に頑張ろうと思ってくれれるのでは無いかと考え、
JBバーンスタインは、彼らを実の弟の様に優しく接することにより家族の絆を築けると考えつきました
二人をメジャーリーグに入団させるため
JBバーンスタインは今までの女性を取っ替え引っ替えの派手な生活とは180度方向が違う生活を覚悟します。
やがて三人は本当の家族の様に固い絆で結ばれメジャーリーグの入団テストに挑みます
結果的にはメジャーリーグ入りは果たせずマイナーリーグからの下積みとなってしまいますが、
JBにとって今までエージェントは、お金を儲ける手段でしたが
人間的に成長し、ダイヤモンドの原石を輝かせる醍醐味に気付くのでした。
この奇跡は映画化されていた!
「ミリオンダラー・アーム Million Dollar Arm」というタイトルで
ディズニーランド社からDVD,BDが発売されています。
ミリオンダラー・アーム ブルーレイ+DVDセット/ジョン・ハム【後払いOK】【1000円以上送料… |
劇場でご覧になった方も多いのでは無いのでしょうか?
最後に二人のマイナーリーグでの活躍の動画をご覧下さい。
リンク・シン(Rinku Singh)選手
ディネシュ・パテル(Dinesh Patel)
まとめ
DVDで「ミリオンダラー・アーム」を観たのですが、
大きな夢を持つことは夢に向かって進むのも楽しくも有り
厳しくもあるのですが、
日本とは考えられない程の格差があるインドでは
生きていける事が最大の幸せという現実を知らされました。
かと言って堅苦しい映画では無く、ユーモアを交えて笑えるて
最後には観た人がハッピーになれる映画なので
是非DVDでご覧下さい。
本日は、当ブログをご覧頂きありがとうございました。
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