アンビリバボー 京都五番町事件 映画 真昼の暗黒 で真犯人が自主 国会をも巻き込んだ冤罪の真相
今回紹介する番組は「奇跡体験!アンビリバボー 京都五番町事件(1955年) 国会をも巻き込む大騒動」
放送日:2015年10月15日(木)19時57分~20時54分 (フジテレビ系列)です。
放送内容
1955年京都の遊郭があった歓楽街、京都市上京区五番町で起こった少年4人によるナイフでの傷害致死事件
京都五番町事件があった。
実は、この事件に4人は関与しておらず、後に真犯人が良心の呵責に耐え切れず自首して来る。
この事件は冤罪であり、4人は部落の出身であり、部落差別の検事による目撃者に対し、虚偽証言の強要であり、
国会でも京都五番町事件が取り上げられ
京都五番町事件検事は罷免された。
みどころ
少年4人は最初は傷害致死事件について否認していましたが
数日後「ナイフで刺した」と供述。
しかも4人がそれぞれ刺した事をみとめ刺した場所も実際の刺されあたととも違い
合計で30ヶ所も刺された事になり、
凶器のナイフも見つからない・・・
4人が誰かをかばっているのか?
凶器のナイフも見つからないまま捜査本部は解散し、
少年たちは起訴されます。
少年4人の逮捕から1年後、真犯人が凶器のナイフと共に自首してきます。
その理由は当時公開された映画真昼の暗黒を観てからとの理由で・・・!?
真昼の暗黒とは?
原作は「裁判官―人の命は権力で奪えるものか」正木ひろし
1951年におきた八海事件と呼ばれる冤罪を扱った映画で
1人の殺人犯は刑を軽くする為、4人の身内を共犯にしたてるという
今回の京都五番町事件にそっくりな展開でした。
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真昼の暗黒を観て良心の呵責に耐え切れず自首して来たのでした。
まとめ 、国会をも揺るがした事件の真相と闇
この事件の裏には当時世相を反映した闇があるのです。
この事件の被害者とも言える少女を含む4人の少年達は、
在日朝鮮人や被差別部落出身者でした。
その当時はまだ差別が世間にまかり通った時代です。
刑事は、暴行で嘘の供述させていたのです。
この時、事件を担当した判事は
「真犯人が名乗り出てこなかったら、わたしたちは調書を信じて、少年を有罪にしていたでしょう」
とまで語っていたのでした。
また、通りかかった目撃者の女性も強要された供述にも関わらず偽証罪で罪に問われてしまったのです。
その供述をさせた検事も実は、被差別部落出身者で
部落出身者でも頑張れば出世出来るという事を証明したいが為に
手柄の功績として、本来守られるべき人権を踏みにじってしまった・・・
というなんとも皮肉な冤罪事件として終わってしまったのでした。
当然、国会でも追求され、その検事は懲戒処分となっています。
本日は、当ブログをご覧頂きありがとうございました。
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