夢の扉 FOMMコンセプトOne 鶴巻日出夫 水に浮かぶEV(電気自動車)


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今回紹介する番組は「夢の扉+“水に浮く電気自動車”で、災害時に命を守れ!」
放映日:2015年6月7日(日)18時30分~19時00分(TBS系列)です。

放送内容

水害に悩まされるタイで、洪水時に浮かんで非難可能なEV(電気自動車)FOMMコンセプトOneが10月に発売される。

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今回のドリームメーカーFOMM(フォム)代表鶴巻日出夫氏は
津波が来たときに逃げてほしい、という大切な人への強い想いがあった。
独立初日に、出資者がいなくなるトラブルに見まわれながらも
FOMMコンセプトOneは、仮予約はすでに218台の大反響です。

みどころ 水上を移動出来るEV(電気自動車)FOMMコンセプトOneとは?

今回のドリームメーカーの鶴巻日出夫氏は、トヨタ系列のトヨタ車体株式会社を退社し、
EV(電気自動車)を手がける7人のベンチャー企業FOMM(フォム)を設立しました。

そこで開発したのはFOMMコンセプトOneと呼ばれる小型EV車です。

全長2495×全幅1295×全高1550mm

小型の4人乗りのEV(電気自動車)でモーターをタイヤに内蔵させるため
コンパクトな仕上がリです。

最高時速85kmで走行距離はフル充電時約150km。

FOMMコンセプトOneの電力は非常時に家庭の非常電力としても利用可能です

最大の特徴は水害時に、水に浮かびジェット水流により時速2キロの微速で進にながら非難出来る事です

FOMMコンセプトOneは、命を守る技術が特徴のEVなのです。

FOMMコンセプトOneが水に浮かぶという発想は、EVで何か面白いことが出来ないかという
EVの可能性を模索中に水上に浮かぶEVを思いつきました。

鶴巻氏の実家の静岡県磐田市は、海の側の為、津波時に足の弱い両親の緊急避難の手段になればとの想いもあったのです。

価格はモーターに価格がかかってしまう事から
販売では無くリースで100万円以下を目標にし、
タイの富裕層、中間層のセカンドカーを視野に入れています。

協業社は、オートバイや車の点火プラグ大手、NGK 日本特殊陶業、
オートバイや車のエンジンのチェーン大手D.I.D. 大同工業です。

2015年10月にタイでの発売を予定しており、
2014年のバンコク国際モーターショウに出展後は218台の仮予約が既に入っています。

2015年5月、静岡県磐田市竜洋海浜公園でコンセプトOneの水上実験が行われました。

画像は鶴巻日出夫氏のブログに掲載されている画像で、川に浮かぶ車内から撮影したものです。

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この時の喫水線(船底から水面までの高さ)は、4人乗って75センチだたそうです。

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また、コンセプトOneの2号機としてフェースⅡが5月バンコクで試乗会が開催されました。

あくまでも水害の緊急時に浮かんで非難出来るだけで、水陸両用のビークルという訳ではありません。

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まとめ 日本では法律の壁が?

水害の多いバンコクでは、色々な手段で洪水の中でも移動する手段が出ており
現在、小型な車体は、慢性的な渋滞の緩和に役立ち、水害時にも役に立つ点をアピールし
タイ政府に認可の交渉中との事です。

しかし、お役所の縄張り意識の強い日本では、水に浮くから海技免状が必要となるのでは無いでしょうか?
実は、管理人は海技免状を所持しており、このコンセプトOneに興味津々です。

観光地の水陸両用バスは、川や海に入水する際ドライバーが変わります。
これは船舶免状の海技免状が必要なので船舶免状を持ったドライバーに変わるのです。

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船と車の一番の違いは、船にはブレーキが有りません。

船にはブレーキが無いのでスクリューを逆回転させて減速し、
ロープを船着き場に繋いで停止させるという手間がかかります。

それから車と違い万国共通で右側通行となります。

他にもクラクションにあたる汽笛を警告音として
感情的になってクラクションを鳴らし続ける人も居ます。

それから車では在り得ないのですが何月何日に何処の港へ行くという
届けが港湾法で必要です。

日本で水陸両用車に乗ろうとすると簡単に挙げただけでも
こんなに障壁が有ります。

日本だとあくまでも緊急事態だからいいじゃないか?
港から港に移動するわけじゃないから港湾法は関係ないじゃないか?
(第一緊急なのに事前に届け出が出来るわけがない)

人命と法律でガチガチに縛るのはどちらが得策か?
と考えてしまいます。

日本では、コンセプトOneに法律が追いつけないのが現状ですね。

※船舶は免許制で無く免状です。

本日は、当ブログをご覧頂きありがとうございました。

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