夢の扉 酒井里奈 米の発酵バイオエタノール 廃棄物ゼロの地域循環システム ファーメンステーションエタノール
休耕田で作られたお米を発酵させ純度99%のバイオエタノールを抽出し、化粧品や石けんなどを販売する
「ファーメンステーションエタノール」代表酒井里奈さんは、銀行を退職し東京農大で農業を学び
“廃棄物ゼロ”の地域循環システムの夢を持っています。
夢の扉(2016年2月20日放送)では、休耕田を蘇らせ新しいお米の在り方で農家の窮地を救った
酒井里奈さんの「廃棄物ゼロ」の地域循環システムが紹介されます。
ファーメンステーションエタノールの意味とは?
発酵(fermentation)と駅(station)をあわせて作った言葉です。
「発酵」は古くから利用されてきた技術であると共に、新しく進化し続ける、人間の英知でもあります。
また、「考えが芽生え、次第に熟していく」という意味もあります。
そのような発酵技術を必要とする人や街、農村が駅になり、全国、
または世界へ繋いでゆけるようにとの想いが込められています。
酒井里奈さんのプロジェクトは、「米からエタノールとエサを作る地域循環プロジェクト」です。
現在、岩手県奥州のラボでプロジェクトが進行しています。
資金調達はクラウドファンディングを利用しています。
廃棄物ゼロの地域循環システム 仕組み
①休耕地などで米を作り収穫し
②発酵させ
③米もろみ粕は、
鶏の餌となり
鶏の卵は出荷され
鶏糞は飼料となり、
田んぼにまかれ、そこからまた米が育つ循環が生まれる。
④精製された米エタノールは
化粧品・アロマ・消臭スプレー・虫よけなどとして市場に出荷される。
という循環型システムが出来上がります。
①休耕地などで米を作り収穫
まとめ ファーメンステーション お米でできた化粧品 エタノール通販
エタノールは米から精製してて天然なので安心感が有ります。
その香りが吟醸の香りがすると言われています。
現在、市場には、果物にも傷があったり、大きすぎたり、熟し過ぎて出荷出来ない物も有ります。
酒井里奈さんのファーメンステーションエタノールにも
市場に出荷されない桃が持ち込まれ
桃の香りがするモディミルクの開発がすすんでおり、
桃が選ばれたのは、桃は天然のものを使って香りにするのは難しく、
科学的に合成した桃の香料の化粧品、ボディミルクしか市場に出荷されていないそうで
天然の桃の香りのボディミルクは初めてだそうです。
このプロジェクトが成功すれば、お米だけでなく、桃などの果物の廃棄率も減り
更に地域循環システムが進んで行きそうで期待が出来ますね。
ファーメンステーションエタノールで作られた米エタノールを元にした化粧品類は、
ネットショップで購入出来るので是非立ち寄ってみて下さい。
shop.fermenstation.jp
現在進行中のクラウドファンディングはこちらです。
◆桃とお米の化粧品。天然ボディミルクを届けたい!
kibi-dango.jp/info.php?type=items&id=I0000218
本日は、当ブログをご覧頂き有難うございました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません