アンビリバボー マイケル・ダウド ニューヨーク市警の暗黒史史上最も腐敗した警察官 暗黒の歴史 動画 画像
ニューヨーク市警の暗黒史史上最も腐敗した警察官マイケル・ダウド(Michael Dowd)がコカイン密売の元締めとなり私腹を肥やし、1992年に逮捕された事件はニューヨーク市の歴史の中で最大の警察の汚職スキャンダルと言われました。アンビリバボー(2016年4月21日)では、この事件の全貌に迫ります。
ドキュメンタリー映画 THE Seven Five(75分署)
アメリカでは、THE Seven Five(75分署) というドキュメンタリー映画の制作されました。
そのストーリーは、正義感が溢れる警察官マイク(マイケル)が不審車を盗難車の疑いで停止させ職務質問をしたところ、案の定その車は盗難車で出てきたのは18歳のプエルトリコ移民の少年で、そのポケットからは100ドル札が・・・!
「俺は住宅ローンと妻と子供の生活費を払うと3ドルしか残らないのに・・・・」
その警官マイクは、「ランチを奢ってくれたら見逃してやろう」遠回しに賄賂を要求。
プエルトリコ移民は200ドルを警官に渡し、去って行きました・・・。
味をしめた警官マイクは、今度はドラッグの密売現場で取引を見逃す為、賄賂を要求・・・
今度はそれだけでなく、警官の立場を利用し、ドラッグ取引の元締めとしてギャングたちに密売を持ちかけ、その利益で、私腹を肥やしていきました。
しかし、FBIのマイクと密売人の電話を盗聴し、マイクは逮捕されてしまう・・・・
というストーリーなのですが・・・
これ、実話を元にしているドキュメンタリー映画 なのです!
ドラッグで帝国を築く
マイケルはニューヨークを巡回中、ドラッグの密売人を発見します。
しかし、売上の一部を支払う事で見逃していました。
味をしめ押収したドラッグを利用し、ドラッグの元締めとなり、売人に売りさばかして見返りの賄賂を週に44000ドルをも稼ぐ程になりました。
ある日、相棒のKenneth Eurell(ケニー)と一緒に巡回中、麻薬王のアダムと出会い裏取引をし、便宜を図り、警察のガサ入れ情報を流したり、アダムのライバル組織を潰したりとやりたい放題でした。
捜査する警察も、まさか警官がドラッグの元締めになっているなど灯台下暗しで気付かず
マイケルは、まるで神にもなった気分でした。
1986年から逮捕される1992年の間、帝国を気づいたマイケルはコルベットやリムジン、4建の家を購入し、物理的には栄華を極めましたが、妻は去り、子供はマイケルの顔を知りません。
そして運命の時は訪れました。
FBIがとあるドラッグの取引電話を盗聴!
その電話の主がマイケルと特定され、逮捕され、14年間の懲役が課されました。
その取引は、相棒Kenneth Eurell(ケニー)のテレコミで発覚したのでした。
ケニーには警官としてのプライドが蘇ったのでしょう・・・。
まとめ 出所後のマイケル
ニューヨーク市警の暗黒史としてマイケル・ダウドは葬られると思いきや、アメリカは考える事が違います。
マイケル・ダウドを反面教師として招き、元締めとしての知識と経験を基に麻薬捜査のアドバイザーとして、力を振るっています。
ハッカーがITスキルを買われてセキュリティ会社に招かれているのと同じ「毒をもって毒を制す」の発想ですね。
アンビリバボー(4月21日)で紹介される肝臓がんで余命2ヶ月の ヘザー・クルーガー 生体肝移植ドナーのクリス・デンプシーに起きた奇跡はコチラ!
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