アンビリバボー岩手県葛巻町(くずまきまち)、山ブドウのくずまきワイン&葛巻高原牧場の牛乳で財政難を乗り越えた高橋吟太郎町長、高橋吟太郎町長、中村哲雄町長 10月27


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奇跡体験!アンビリバボー(2016年10月27日)は、山ブドウのワインくずまきワイン&牛乳で貧困に陥った故郷岩手県葛巻町(くずまきまち)を救った男として高橋吟太郎町長、高橋吟太郎町長、中村哲雄町長の行った財政難を乗り越えたエピソードが紹介されまs.

岩手県葛巻町(くずまきまち)は「北緯40度 ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち・葛巻町」として知られています。

岩手県葛巻町の町おこし①ワインで町おこし

高橋吟太郎町長在任時(昭和46年8月28日~昭和62年8月27日の4期)岩手県葛巻町は、財政難に苦しんでおり、当時「一村一品運動」の村おこし、町おこしが時代背景にあり、山ブドウの生産量は岩手県が全国1位ということから「山ブドウでワインがつくりたい」との発想から第三セクターを立ち上げ、昭和62年にワイナリーが完成し良く63年に山ブドウワインの「フォーレ」の発売が開始されますが、喉越しなど課題点が多く振いませんでした。

しかし、高橋吟太郎町長の意志を引き継いだ鈴木輝雄町長が、職員をドイツに派遣し、口当たりを改良した「ほたる」(赤・白)を販売した所ヒットしました。

そして後押しする様に赤ワインブームが平成8年頃から始まった結果赤ワイン「ゆい」(県産の山ブドウを使いやや甘口)も「ゆい」に続く人気商品に育ちました。

当初ボトル(729ミリリットル)のほんの2千~3千本程の出荷量のワインの年間出荷量は100倍の30万本までの人気商品となり銘柄は21種類、売上高は4億5千万円にまでになり財政を救う一つの商品となりました。

岩手県葛巻町の町おこし②牛乳で町おこし

中村哲雄町長(平成11年8月28日~平成19年8月27日)が推進し経営難からの脱却は、会社経営の観点から経営難を乗り越えます。
中村哲雄町長は酪農に目をつけました。
岩手県葛巻町の牧場はユニークなシステムをとっています。
第3セクター「葛巻高原牧場」は乳牛の保育園とも呼ばれており、全国から生まれたてのい子牛を1頭を1日500円、月15000円で飼育し、乳が出る頃に返します。
3500頭飼育しており4~5億円の売上を計上します!

「葛巻高原牧場」を巣立った乳牛では、農林水産大臣賞を受賞する乳牛も輩出しています。

岩手県葛巻町の牧場は放牧で自然のままでストレスを感じずに生きる為、他の地域で育つ乳牛より上質の牛乳が出るのです。

実はスターバックスコーヒーでラテには葛巻のタカナシ乳業の牛乳が使われているのです!

ユニークなのは牛舎で、選挙で不要となったポスターの掲示板を再利用して作られています。

ここまで徹底的なムダなコストを削除しているのです!

風力発電とバイオマス発電(バイオガス)でエコな電力

葛巻町は、標高が400mを超えており、牧場の柵が壊れる程の強風にさらされます・・・

ならば!と逆転の発想で風力発電の巨大な風車(風車15基)を建設し電力に変えてしまったのです!

また牧場・農場のグリーンツーリズムとして牛の糞尿からメタンガスを抽出し、そのエネルギーを使って発電する他、太陽光発電も合わせ全ての電力システムでなんと!電力自給率は160%以上なのです!

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まとめ

地方分権、地方創生担当相が出来ても地方が活性化されたという話は今一歩伝わって来ませんね?

がっちりマンデー!!でも紹介された葛巻町は地方創生担当相が出来る前から活性化していますし
逆に地方創生担当大臣が視察に訪れる程の島根県は郷土愛から自分の住む街を活性化させようと努力した結果
唯一無二のA級グルメを編み出しました。
結局は上を頼りにするのでは無く自分たちの手で活性化するのが地元の利を活かせるというメリットがあるのですね。

本日は最後までご覧いただき有り難うございました。

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