アンビリバボー 多摩川水害 動画 訴訟 判決


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今日紹介する番組は「奇跡体験!アンビリバボー 多摩川水害と千日デパート火災 」
放送日2015年7月9日(木) 20時00分~21時54分(フジテレビ系列)です。

放送内容

多摩川水害とは?

多摩川水害の経緯

1.台風16号Polly(ポリー)の発生
1974年(昭和49年)9月1日 台風16号による豪雨が多摩川上流で発生し、
大河内ダムが水量に耐え切れず放水を開始しました。

2.内堤防「いに堤防」の決壊
多摩川中流の狛江市付近には江戸時代から農業用水・工業用水を神奈川県川崎市に送る堰
「二ヶ領宿河原堰(にかりょうかみがわらぜき)」があり
本堤防として機能していました。

対岸には、小さな内堤防「いに堤防」がありました。

「二ヶ領宿河原堰」が大量の水を堰き止めてしまったため、

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水圧に絶えられなくなった内堤防「いに堤防」が決壊し、
Uの字状の迂回流となり民家を襲い19戸の家が流されてしまいました。

3.本堤防「二ヶ領宿河原堰」を爆破
被害の拡散を防ぐ為、自衛隊が本堤防「二ヶ領宿河原堰」を爆破を試みますが
頑丈な本堤防「二ヶ領宿河原堰」は破壊さず、破片で周辺の家を壊してしまう2次災害を引き起こしながらも
13回目の爆破により中央部に穴が空き迂回流の流れも防ぐ事が出来き水害の拡散は広がりませんでした。
4.避難命令が解除
約1週間経った9月6日、避難命令が解除され一応の収束となりました。

多摩川水害訴訟 判決

流された19戸、33世帯は国を「多摩川の管理不足により人災」で提訴。
最高裁まで18年を要し、約5億9000万円の支払いが国に命じられ原告の勝利で幕を閉じました。

現在は、決壊した内堤防「いに堤防」跡には「多摩川決壊の碑」が建っており水害の記憶の風化を起こさないようにしています。

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まとめ

子供の頃から災害の特集番組で多摩水害で何度も流される家の動画は観ていました。

高校を卒業して、自動二輪の免許を取得する際、通ったのが狛江市にある和泉自動車教習所でした。

実は、この自動車学校も多摩川河川敷にある為、半分がこの多摩川水害害の影響で水没したそうです。

その事を知って、もし教習所全体が飲み込まれていたら、
教習所も閉鎖されて、ここで免許取得の練習を受けられなかったのだな~と思うと複雑です。

他の教習所より安かったり、先生がとても懇切丁寧で一発で免許を取得出来ました。

小田急線から見えるので、たまに小田急線に乗ると教習所を思い出します。

でも、不幸にも流されている19戸の方々の事も忘れてはいけないのですね。

多摩川は暴れ川とも呼ばれており、現在でも台風の時期はもの凄い水であふれ、
普段は遊べる河原も飲み込んでしまう事も有ります。

それでも被害が出ないのは、多摩川水害の教訓が活かされているからでしょうね。

本日は、当ブログをご覧頂きありがとうございました。

今回は米軍台風進路予想2015情報を参考にしました。

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