夢の扉 石井リーサ明理 照明デザイナー ノートルダム大聖堂 善光寺 ライトアップ 日本から世界へ平和の光を
「光の都パリ」と呼ばれるフランス・パリの「ノートルダム大聖堂」のライトアップのプロジェクトメンバーに日本人女性が一人参加しました。
世界的照明デザイナー石井幹子さんの娘、石井リーサ明理(あかり)さんです
1年の3分の2をフランスで過ごす石井リーサ明理さんは、
「日本から世界へ平和の光を」と願い長野県善光寺で「光のメッセージ」を送ります。
「夢の扉」(2016年2月28日放送)では、「日本から“平和の光”を世界へ~未来灯す照明デザイナー・最先端ライティングの全貌」と題し、
石井リーサ明理さんの夢を紹介します。
石井リーサ明理(あかり)
石井リーサ明理(あかり)さんにはWikiが無いので簡単に紹介します。
名前の示す通り、石井リーサ明理さんは、「あかり文化」のパイオニア、
世界的照明デザイナー石井幹子さんの娘で「あかり」の名前も母親が命名しましたが
明理さんは、職業柄、「あかり」と言う前は、仕事上の名前と勘違いされるそうです。
ミドルネームのリーサは、母親石井幹子さんの師匠であるフィンランドの照明器具デザイナーのリーサ・ヨハンソン・パッペ女史から頂いた名前で
ハーフでは無く、父親も日本人で純粋な日本人です。
リーサ(リザ)は海外で発音しやすく呼びやすので愛着もあるそうです。
石井リーサ明理さんは実は照明に興味がなかった
母親は世界的な照明デザイナーでしたが、母親が強制しなかった為
照明デザイナーの道は選ばず、法制史学者の石井紫郎さんと同じく研究者の道を目指していましたが、
東京大学大学院総合文化研究科在籍中、フランスに留学した時、「光の街」パリに感動ます。
フランス語の灯りを示す「Lumiere・ルミエール」には「啓示」という意味もあり啓示されたのかもしれません。
元々東京芸術大学美術学部で建築や都市計画について学んでいたことも有り
アーティストを目指すようになり、母親に照明デザインをやりたいと志願し
1998年母親の会社「石井幹子デザイン事務所」で修行を始め
2003年フランスに渡り、パリのライト・シーブル社でチーフ・デザイナーを務めるまで頭角を表し、
2004年、株式会社I.C.O.N.設立し、フランス・パリにもフランス法人I.C.O.N.sarを立ち上げました。
そして、2015年フランスの「照明デザイン大賞」を受賞しました。
石井リーサ明理さんは黒帯保持者
石井リーサ明理さんは名前と167センチの長身の美貌からハーフモデルっぽいですが、
実は柔道の黒帯保持者で、東京都で3位になるほどの実力でした。
中高生の時は学校では、柔道と勉強に打ち込んだそうです。
スラっとして見えるのはダンスで姿勢が良くなったそうです。
体を動かすのが好きなのですね。
石井リーサ明理さんの作品
◆世界遺産ノートルダム大聖堂 ライトアップ(日本人として唯一のプロジェクト参加)
■歌舞伎座 ライトアップ 母親石井幹子さんと共同
◆真新しい殿堂、夜空に 歌舞伎座がライトアップ
石井リーサ明理デザイン照明動画
「長野灯明まつり」
本堂正面は、毎正時と毎30分に3分間五色に染まる特別な演出を行います。
◆長野灯明まつり善光寺・五色のライトアップ2016・4K撮影
母親石井幹子さん
■よみうりランド YOMIURILAND JEWELLUMINATION 2015 / パリ・ラ・メルヴェイユ
■400万球の宝石イルミ輝く「ジュエルミネーション2015」 JUERUMINESHON with which 4,000,000 balls of jewel IRUMI is spangled
著作
まとめ 善光寺ライトアップを平和の灯りに
2015年末、フランスは未曾有テロにあいます。
じつは、リヨンで開催される世界最大の光の祭典に出典する予定でしが、祭典は中止になってしまいます。
しかし、そのテロで失われた命の為に、平和の精神を継承する「長野灯明まつり」に参加し
長野県善光寺をライトアップし、
「光を見て、希望を感じてもらえれば」との想いから世界に平和の灯りを届けたのでした。
◆長野灯明まつり善光寺・五色のライトアップ2016総集編・4K撮影
本日は、当ブログをご覧頂き有難うございました。
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