北海道花見ジンギスカン【ケンミンショー】6月9日円山公園ではバーベキューコンロの貸し出しやお肉や材料のデリバリーも！

2016年6月7日2016年6月9日

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北海道では、花見の時、桜が煙に包まれる!?その理由は、桜そっちのけで、モクモクと煙を立てながら道産子達は、ジンギスカンを焼きビールを飲み、塩むすびを食べながらの宴会で盛り上がる!?
ケンミンショー（2016年6月9日）では、花見ジンギスカン事情を北海道ドーミン清水宏保がカミングアウト！？

北海道の花見にかかせないジンギスカン

花見といえば連想する宴会での食べ物は、おにぎり、唐揚げ、etc.で、ウェザーニュースの調べによると

1位.おにぎり2973人(34%)
2位.団子2413人(27%)
3位.からあげ・ザンギ1785人(20%)
4位.やきとり1531人(17%)

という人気ランキングが出ています。

地域別の分布は、

1位.おにぎり・・・関東、関西、中四国、九州
2位.団子・・・中部、東北
3位.からあげ（ザンギ）・・・北海道
4位.やきとり・・・青森

※画像出典：weathernews.jp

と、唐揚げをザンギと呼ぶほど人気がある北海道、郷土料理として団子が有名な中部、東北などケンミン性が分かるアンケート結果となっています・・・。

しかし！

このアンケートには落とし穴が・・・

3位の北海道ドウミンは、ザンギ（鶏の唐揚げ）という結果には異議あり！

北海道ドウミンは、確かにザンギが好きですが、北海道の花見と言えば・・・

ジンギスカン！
なのです！

（´-`）.｡oO（こちらにも、やっと春が来たことをお知らせします…ああ…花見ジンギスカンがしたいなぁ…）#北海道 #滝川市 #桜 #Cherrytree pic.twitter.com/w3hdJStHiX

— 松尾ジンギスカン【公式】お松 (@matsuo1956) 2016年5月9日

いや、ジンギスカンって準備が大変でしょ？お肉は兎も角、鍋とかガスコンロとか・・・？

実は、北海道では、手ぶらで桜の木の下で、ジンギスカンが出来るのです。

ジンギスカン専門店にオーダーすれば、お肉、鍋、割り箸、お皿は現地までデリバリー（配達）してくれるのです。

それだけでなく宴会が終わったら、鍋の片付けなどもしてくれる、つまり宴会客は、何も手間がかからないのです。

雨の日は店舗で食べられるなど至れり尽くせりのサービスなのです！

正に花より団子ならぬ、花よりジンギスカン？

※業者によっては宴会場だけでなく自宅にもデリバリーしてくれます。

（´-`）.｡oO（「札幌北19条東店」では、ジャンボ鍋「デリバリージンギスカン」https://t.co/Cx0uJuReoj もやっております…！※貸出し数には限りがございます）#松尾ジンギスカン pic.twitter.com/8wuLkRKM6R

— 松尾ジンギスカン【公式】お松 (@matsuo1956) 2016年5月3日

また、イベントでジンギスカンを食べながら花見が出来る場合も有ります。

お花見の季節になると、五稜郭や、札幌円山公園など桜の名所でイベント会場が設けられています。
また、札幌円山公園では管理事務所に貸出コンロが有ります。
※数量が限らられているのでジンギスカン専門店のデリバリーがオススメです。

五稜郭公園と函館公園の夜桜電飾は4/24（日）～5/10（火）。五稜郭公園の「手ぶらジンギスカン」や函館公園の屋台も楽しめますよ。#hakodate #函館　 #桜　 #花見　 https://t.co/WDGZ4MCEGq pic.twitter.com/OsUdeKOGUR

— 函館市公式観光情報サイト (@hakobura) 2016年4月12日

【Hokkaido Likers】北海道あるある～花見は円山公園でジンギスカン:… https://t.co/3lXXVgu9mF #HokkaidoLikers #北海道の魅力 #北海道観光 pic.twitter.com/uv7q8csv2T

— 北海道の魅力 (@hokkaido_world) 2016年5月15日

何故、北海道の花見はジンギスカンを食べるようになったの？

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ジンギスカンの老舗「松尾ジンギスカン」が花見客相手に無料で七輪を貸し出し、まだ名前が知られていないラム肉を販売した事が、発祥と言われています。

「松尾ジンギスカン」の公式Twitterアカウントのツイートによると・・・

松尾ジンギスカンの前身、松尾羊肉株式会社の創業者・松尾政治が未だ開発されたばかりのジンギスカンの販売不振に悩んでいたところ、花見客を発見しました。

昭和31年に創業した「松尾羊肉専門店」ですが、ジンギスカンという食べ物が知られていないため、お客さんが全く来ません。困り果てていた創業者・松尾政治の目に、ある集団が目に入りました。その一行は、北海道の遅い春を喜ぶ花見客でした。続く→ pic.twitter.com/gAPR27scvG

— 松尾ジンギスカン【公式】お松 (@matsuo1956) 2016年5月3日

その花見客相手に七輪を貸し出し、ジンギスカンをその場で焼いて食べてもらう事を思いつきました。

松尾政治は、ふと思いつき、家にある、ありったけの七輪をその花見会場に持ち込み、火をおこしました。七輪は無料で貸し出し、その上で焼くジンギスカンを売ってみることにしたのです。続く→ pic.twitter.com/pE0m3MEjp6

— 松尾ジンギスカン【公式】お松 (@matsuo1956) 2016年5月3日

最初はサクラとして、親戚を呼び、宴会を開いてもらいジンギスカンを焼き始めると、匂いに釣られた花見客がゾロゾロ集まりまり、結果七輪が間に合わないほど人気が殺到しました。

はじめの注文が待てないので、まず親戚を呼び、宴会をしてもらいました。七輪でジンギスカンを焼くと、あたりに良い匂いが広がります。その匂いにつられて「俺も」「俺も」と少しずつお客さんから注文が入り、七輪は全て出払っても間に合わないぐらいジンギスカンが売れ出しました。続く→

— 松尾ジンギスカン【公式】お松 (@matsuo1956) 2016年5月3日

そのお陰でお店が繁盛したばかりか、ジンギスカンの名も北海道に広まったそうです。

それから「花見で旨かったあのジンギスカン」ということで「松尾ジンギスカンは旨い」「あの店に行けば、旨いジンギスカンが手に入るぞ」と口コミで広まり、お店にもお客さんが少しずつ買いに来るようになったのです。#松尾ジンギスカン #飯テロ pic.twitter.com/7lzOKOTksg

— 松尾ジンギスカン【公式】お松 (@matsuo1956) 2016年5月3日

ジンギスカンには、焼いた肉にタレを付けて食べる「札幌式」と、タレに漬け込んだ肉を焼いて食べる「滝川式」が有りますが、この「滝川式」を広めたのがと云われています。